2021年3月10日の記事

エプコの中期経営計画を詳細解説-22

本日からはE-Saving事業の電化サブスクサービスについて、ご説明させていただきます。

2020年11月13日に、東京電力ホールディングスの事業方針として、脱炭素社会の実現と防災への社会的要請の高まりを受けて、電化を推進することが発表されました。

具体的には、家庭部門ではエプコと東京電力エナジーパートナー社との合弁会社であるTEPCOホームテック社が取り組む、省エネ電化設備のサブスクモデル「エネカリ」と、新しい電気料金メニューをパッケージにして提供する戦略が打ち出されております。

省エネ電化設備の「エネカリ」とは、太陽光パネルや蓄電池、エコキュート、IHなどの電化設備を、初期費用ゼロ円で設置し、省エネ電化設備を定額利用してもらうサブスク型サービスです。

現在、「エネカリ」は、エンドユーザーにTEPCOホームテックが直接提供する既存住宅向けの省エネリフォームのケースと、ハウスメーカーなどを通じて新築住宅向けに提供するケースがあり、直近ではハウスメーカーからの採用が増加傾向にあります。

TEPCOホームテックの「エネカリ」事業については、東京電力全体で推進する重点事業の1つに位置付けられましたので、TEPCOホームテックとしては東京電力エナジーパートナー社との連携を更に強化して、電化事業を更に加速してまいります。

カテゴリー:中期経営計画2021