2021年3月8日の記事

エプコの中期経営計画を詳細解説-20

エプコが提供するCRMクラウドサービスでは、建築時に使用した設計図や施工写真、施工業者を保存した家歴システムや、過去の修理内容を網羅的に保存したデータベース、居住者と作業者をつなぐアプリ、メンテナンス業務をコントロールするコールセンター、AIによる修理データ解析など、メンテナンスに関わる一連のシステムをパッケージにした、プラットフォームサービスとして提供いたします。

CRMクラウドサービスの特徴は、アプリやクラウドを利用することでメンテナンス業務の効率化を図ることですが、もう一方では修理データを活用した品質改善やリフォーム需要の把握・予測にあります。

エプコでは年間60万件以上の修理内容をデータベース化しており、毎年膨大な修理データが蓄積されております。

この修理に関するビックデータをAIで解析し、例えば設備機器の交換時期を予測して

お客さまへ事前に通知することで、壊れてから修理に駆け付けるのではなく、車の法定点検のように、壊れる前に部品を交換する仕組みを、住宅のメンテナンスにおいても普及させたいと考えております。

これらを実現できるのは、エプコが15年以上に渡って培ってきた住宅のアフターメンテナンスに関わる事業基盤と業務ノウハウが既に蓄積されているからであり、これがエプコの強みであると考えております。

カテゴリー:中期経営計画2021