2018年11月の記事

ガウディ風シーサーに込めた思い

新しい沖縄メンテナンスセンターの受付には、守り神であるガウディ風シーサーが鎮座しております。

このガウディ風シーサーは、素焼きのシーサーに、エプコの社員ひとり一人がモザイクタイルを貼り付けて作品を完成させました。

オフィスを手掛けたイトーキ社も、オリジナリティがあり個性的、かつ、仕上がりも美しいと絶賛していただきました。

ガウディ風シーサーという個性的な作品は、エプコの社員ひとり一人が思いを込めて制作に参加し、その結果、個々に異なるタイルの多様性が一体化、調和し、魅力的な作品となりました。

私がガウディ風シーサーを制作するにあたり込めた思い(社員に伝えたいメッセージ)がここにあります。

エプコという会社は個性が異なるひとり一人の社員が働いておりますが、実は、ひとり一人の個性が見事に調和して、エプコという会社を創りだしております。

よって、社員ひとり一人に役割がありますし、人と人、チームとチーム、部署と部署、どれもが有機的につながっているからこそ、魅力的な会社になると考えており、それをガウディ風シーサーで表現(見える化)したかったのです。

毎日仕事をしておりますと、時には自分が何のために働いているのか、チームの連帯感や他部署とのつながりが悪くなることもあります。そのようなときには、社員ひとり一人が作り上げた魅力的なシーサーを見てもらい、自分の役割や組織のつながりの大切さを改めて感じてもらいたいと思います。

追伸

エプコを応援して頂いている皆さま向けにも、沖縄のメンテナンスセンターや設計センターのオフィスツアーを実施できればと考えておりますので、その際は、改めてご案内させていただきます。

カテゴリー:エプコ

沖縄メンテナンスセンターが移転、拡張いたしました!

先日、沖縄メンテナンスセンターが移転・拡張いたしましたので、新オフィスをご紹介させていただくと共に、移転の経緯についてお話しさせていただきます。

エプコの沖縄拠点は那覇市の中心部に位置する旭橋という地域にあり、その中の再開発エリアにあるオフィス棟に入居しております。

今回、移転・拡張した沖縄メンテナンスセンターは、再開発エリア内での移転になりまして、完成したばかりの最新のオフィス棟へ入居いたしました。移転前と比較し、オフィス面積は約1.5倍になり、500坪弱のオフィスに拡張いたしました。

これによりメンテナンスセンターの受託ポテンシャルが増強できましたので、これまでサービスを提供しきれていなかった新規の住宅会社さま等の開拓が可能になります。

また、TEPCOホームテックが手掛けるTEPCOメンテナンスセンターの事業拡大に伴い、メンテナンスの受託量が増加しておりますので、TEPCOホームテック向けのコールセンター業務も強化してまいります。

日本の住宅業界のトレンドといたしましては、少子高齢化による人手不足と新築住宅着工戸数の減少が見込まれる中、アフターメンテナンスを充実させて、リフォームにつなげていく傾向が強まっております。

そのアフターメンテナンスの中核を担うのが、お客さまと直接メンテナンスのやり取りをするコールセンターであります。

一方で、昨今の人手不足の折り、住宅会社さまが自前でコールセンターを立ち上げるのではなく、エプコが提供する住宅全般のコールセンターサービスの活用を検討する住宅会社さまも多くございます。

このような時代の潮流を確実にとらえ、事業成長に結び付けていくための先行投資として、今回のメンテナンスセンターの移転・拡張を決定いたしました。

これからもCEOブログや決算説明会などを通じて、エプコの事業方針について、適宜ご説明させて頂きますので、引き続き、ご支援のほど、よろしくお願いいたします。

カテゴリー:IR

経営者の求心力とガバナンスについて、その3

最後に、「足るを知る」についてお話ししたいと思います。

「足るを知る」とは、他と比べず、今を幸せと感じる心を持ち続けることである と考えております。

人間、上を望めばきりが無く、他と比べると、どうしても背伸びしすぎてしまい、その結果、法を犯すことにつながってしまうこともあります。

もちろん、向上心やハングリー精神は大切でありますが、それは他と比較するためのものではなく、あくまで自社や自己を成長させるために必要なものであると考えます。

そして、経営トップが「足るを知る」ために実践すべきことの一つに、ホスピタリティーを身に付けることだと思います。

私が考えるホスピタリティーとは、相手が喜んで自分も幸せ、ということであり、稲盛さんの言葉を拝借させていただくと、利他の精神に通じるものがあると思います。

相手(お客さまや社員、利害関係のない人も含めて)の利(喜び)をまず考えて、それを自分の喜びと感じることができ、最後に残ったのが自分の利、と思うことができれば、「足るを知る」を知ることができると思います。

自分の取り分を先に考えて、残りが相手という経営者では、経営もどこかでつまずいてしまうと思います。

グローバルな考え方からすると対極にある考え方かもしれませんが、日本の高度経済成長をけん引してきた経営者の方々は、このような生き方、経営を貫いてきたと感じております。

追伸

エプコもTEPCOホームテックの業績も手ごたえを感じております。11月30日には決算説明会を開催いたしますので、ぜひ、多くの皆さまにご参加いただき、業況や展望についてご理解を深めていただければ幸いです。

カテゴリー:エプコ