エプコの中期経営計画を詳細解説-19

エプコが提供するCRMクラウドサービスでは、メンテナンス業務に関わる作業をすべてアプリ化し、クラウド化することで、メンテナンス業務の大幅な業務効率化を図ります。

エプコが開発したメンテナンスアプリを、居住者や修理を担当するサービスマンに利用してもらい、修理に関わる一連の作業のやり取りをアプリ上で完結させます。

更に製品メーカーや住宅会社とも、共通の家歴CRMで情報連携することで、スピーディーな修理対応を行いつつ、修理データはAIで解析し、施工や製品の品質分析に加え、機器交換予告など、これまで実現できなかった修理データマイニングへの展開が可能になります。

このようにデジタル技術を活用することで、エプコが提供するコールセンターサービスから、居住者・住宅会社・修理会社までのメンテナンス関係者全体をつなぐ、CRMプラットフォームサービスへの進化を図ってまいります。

カテゴリー:中期経営計画2021

エプコの中期経営計画を詳細解説-18

まず、住宅に関わる現状のメンテナンス業務について、説明いたします。

エプコでは、住宅全般のアフターメンテナンスサービスを手掛けており、現在、全国140万世帯の居住者を管理し、年間60万件のアフターメンテナンスに対応しております。

この居住者からの年間60万件の修理依頼のほとんどが電話によるもので、エプコでは沖縄にコールセンターを設置し、150名超の専門スタッフが24時間365日でサービス提供を行っております。

エプコのコールセンターでは、居住者からの修理依頼をエプコ独自開発の家歴システムを使用して、修理内容に応じて、それぞれの工事会社や製品メーカーの修理受付センターへ、電話で修理依頼を行います。

製品メーカーのコールセンターでは、更に傘下の修理担当者に電話などで修理依頼を行っており、この不効率な電話のバトンリレーが、住宅業界のメンテナンス体制となっております。

この不効率なメンテナンス体制が継続されているで、例えば修理日程を決めるのに時間が掛かるなど、居住者の修理サービスに対する満足度の低さにつながっております。

カテゴリー:中期経営計画2021

エプコの中期経営計画を詳細解説-17

本日からはH-M事業のCRMクラウドサービスについて、ご説明させていただきます。

CRMクラウドサービスの目的は、住宅産業が抱える新築住宅の減少とストック住宅の増加という事業構造の変化への対応ですが、ストック住宅が増加することで、少額なメンテナンス業務が増加していきますので、住宅に関わるメンテナンス業務全体の効率化が急務となっております。

ストック住宅の増加で生じるメンテナンス業務の増加は、デジタル技術を活用して、業務のデジタル化、修理体制の効率化、情報の共有化で、メンテナンス業務の効率化を成し遂げることが可能です。

エプコが提供するCRMクラウドサービスでは、メンテナンス業務に関わる作業をすべてアプリ化し、クラウド化することで、メンテナンス業務の大幅な業務効率化を図ります。

カテゴリー:中期経営計画2021