中期経営計画2021
エプコの中期経営計画を詳細解説-13
建築工事の合理化を実現するには、施工の簡略化(プレファブ化)、情報の共有化(クラウド化)、商流の短絡化(邸別デリバリー)の3つの機能が必要で、これにはデジタル技術の活用が欠かせません。
エプコが取り組むBIMクラウドサービスでは、ハウスメーカーが作成する建築設計CADデータとエプコで作成する設備設計CADデータの両方を、エプコオリジナルのCAD2BIMシステムにより、ほぼ自動で3次元BIM設…
中期経営計画2021
エプコの中期経営計画を詳細解説-12
まずは従来の新築住宅における設備工事の建築フローについて、説明させていただきます。
エプコでは得意先であるハウスメーカーから建築図面のCADデータを受け取り、自社開発の設備設計システムを利用して建築CADデータ上に設備配管の設計をしていきます。
この時の設計時間短縮と品質向上のため、設計の自動化範囲を拡張する取り組みを日々行っております。
エプコでは設備設計に加えて、現場施工で使用する材…
中期経営計画2021
エプコの中期経営計画を詳細解説-11
D-TECH事業
2020年実績
2025年目標
年平均成長率
利益上昇率
売上高
22.2億円
43億円
+14.1%
-
営業利益率
20.8%
26.0%
-
+5.2P
D-TECH事業はデジタル技術を活用して設計サービスを高付加価値化し、職人の高齢化対策と建築工事の合理化に貢献することで、売上高と利益率の向上…
中期経営計画2021
エプコの中期経営計画を詳細解説-10
セグメント
セグメント別売上高
セグメント別営業利益率
2020年実績
2025年目標
2020年実績
2025年目標
D-TECH事業
22.2億円
43億円
20.8%
26.0%
H-M事業
12.2億円
38億円
26.7%
27.0%
E-Saving事業
5.2億円
19億円
2.6%
6.…
中期経営計画2021
エプコの中期経営計画を詳細解説-9
住宅産業の事業環境が大きく変化する中でエプコが取り組む事業戦略は、デジタル技術を活用して住宅産業が抱える構造的な課題を解決するソリューション提供です。
エプコの既存事業は従来からも課題解決型サービス(設備工事のプレファブ化で施工を簡略化、住宅のメンテナンスサービスで居住者と住宅会社を24時間365日サポート)ではありますが、ここにデジタル技術を加えることで既存事業を高付加価値化し、従来では実…