電気・ガスエネルギー診断、その3

電気・ガスエネルギー診断電気・ガスエネルギー診断の結果、省エネ機器に取り換える工事は、これまで弊社とお付き合いのある住宅会社様や設備機器の販売会社様、製品メーカー様に担当してもらうことになります。

そして、診断、省エネ機器工事に加えて3点セットで提供するのが、省エネ電気料金プランとHEMSのサービスです。電力小売会社様と連携して省エネ機器を設置したご家庭にお得な電気料金プランをセットで販売するサービスを検討しております。

省エネ機器による節電効果と省エネ電気料金プランの相乗効果で電気料金のお得感を感じていただきます。また、このサービスを利用されるお客様には、スマートメーターなどからの電力データを利用するHEMSアプリ ぴぴパッ!もセットで提供することを考えております。

HEMSアプリ ぴぴパッ!は、弊社で開発し特許を取得しております。このぴぴパッ!の機能といたしましては、電気使用量の見える化や節電アドバイス、太陽光発電量や売電量予測などのエネルギー情報に加え、住いのメンテナンスなどの各種情報もわかるため、省エネ+暮らしに役立つアプリとして利用してもらえることを想定しております。

このように電力小売自由化を飛躍のチャンスととらえ、弊社ならではのノウハウを活用し、それを独自のサービスに仕立て上げ、これまでお付き合いのある企業様と電力小売に参入する企業様とを、弊社のサービスで媒介することで新たなビジネスモデルを創り上げてまいります。

電力小売自由化後はいかに各社が連携し、付加価値サービスを消費者に届けることができるのかが、成長の鍵だと考えておりますので、弊社の立ち位置を明確にして事業に取り組んでまいりますので、引き続きご支援のほど、よろしくお願いいたします。

 

 

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電気・ガスエネルギー診断、その2

TEPCO様向け弊社は電気やガス、給排水、太陽光発電、蓄電池といった住宅の設備設計を年間約10万戸手掛けておりまして、新築低層住宅に占める設備設計シェアも約14%になります。この設備設計ノウハウを活用して開発しておりますのが、電気・ガスエネルギー診断アプリです。

設備機器の省エネ診断をするといっても、住宅の建築条件(建築地や間取り)やどのような設備機器が設置されているのか、電気代やガス代はいくら支払っているのかといった基本情報がわからないと診断することはできません。

一方で、この基本情報がわかれば、後は診断ロジックやシステムでエネルギー消費量を計算し、省エネ度合を金額に換算することができます。この基本情報を消費者に入力してもらうには難易度が高いので、ここは設備や建築のプロである設備会社様や住宅会社様に現地で情報入力してもらうのが一番良いと考え、診断ツールをアプリにして提供することにしております。

弊社の主力サービスの1つに、住宅のアフターメンテナンスを24時間365日で提供するカスタマーサポートサービスを全国で展開しており、現在では約100万世帯のお客様を管理し、年間約50万件のメンテナンスに対応しております。

メンテナンス工事は地元の水道工事店様、ガス工事店様やメーカーのメンテナンス会社様が担当しており、弊社ではこうした各地の工事会社様と数万社のネットワークがあり、メンテナンス工事に行ったついでに、この省エネ診断アプリで基本情報を入力してもらい、お客様に省エネにつながるサービス提案を行うことも検討しております。

 

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電気・ガスエネルギー診断、その1

電気・ガスエネルギー診断2015年8月25日(火)付の日経産業新聞に、弊社が手掛ける省エネ診断サービスの記事が掲載されましたので、省エネ診断サービスの狙いや背景について説明させていただきます。

電力小売自由化では電気料金の価格競争に注目が集まりますが、料金に加え消費者に魅力的なサービスをセットで提供していくことも、消費者が電力小売会社を選ぶ要因の1つだと考えております。

電気料金の削減方法は、自宅の電気の使い方に合った電気料金プランを選ぶ、省エネを意識して生活をするなどがありますが、それに加え、エネルギー消費量の少ない省エネ機器を設置することが電気やガス料金の支出を少なくする方法です。

一方、電気やガスの消費量が多いご自宅の設備機器(給湯器やエアコン、床暖房など)が、個別にどれだけ電気やガスを消費しているのか、なかなかわかりづらいと思います。

燃費の悪い設備機器を見つけ出し、新型の省エネ機器に取り換えると、どれだけ電気代やガス代が安くなり、工事代や機器代にいくら必要なのかを数字で示すことができれば、消費者も納得して省エネ機器の交換ができると考え、この電気・ガスエネルギー診断アプリを開発しております。

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