2020年11月18日
本日、エプコの出資先であるENECHANGE株式会社(以下、エネチェンジ)が、東京証券取引所マザーズへの新規上場を承認されましたのでお知らせいたします。
今回はエネチェンジの設立経緯について簡単にご紹介させていただきます。
日本では2016年4月に電力小売りの全面自由化が予定されており、約6兆円の電力小売市場の開放による新規ビジネスのチャンスが到来しようとしておりました。
エプコ創業者である私は、既に電力小売が自由化されており、日本同様の島国である英国に事業展望を見い出し、2013年に訪英いたしました。
当時英国在住で、現在のエネチェンジ代表取締役CEOの城口氏と面談し、エネルギー関連ビジネスを日本で展開することを前提に、英国でのエネルギービジネスのノウハウ吸収と日本におけるビジネスモデルの検討および電力関連システムなどの開発を目的とした英国法人Cambridge Energy Data Lab(以下、Cam)を設立することを決めました。
その後、日本での電力小売り自由化前の2015年に、英国法人のCamからエネチェンジを分離独立して、日本法人であるエネチェンジを設立いたしました。
そのような関係もあり、エネチェンジ設立当時のオフィスはエプコの東京本社の一角でスタートし、エプコとしても出資だけではなく、様々な形で事業支援を行ってまいりました。
私個人としてもエプコに続き2社目の上場会社誕生に関わることができ、万感の思いであります。
このような形で次代を担う若い人達を微力ながらサポートし、世界で活躍できる企業を輩出していくことも私の役割の1つと考えている次第です。
皆さまにおかれましては、エプコ共々、エネチェンジのご支援をよろしくお願いいたします。
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2020年11月9日
本日、エプコの2020年12月期 第3四半期決算について発表しましたので、決算概要をご説明させていただきます。
本日の第3四半期決算発表に合わせて、投資家向け決算説明資料をWebサイトに掲載しておりますので、詳細につきましては下記資料をご参照下さい。
今回の第3四半期決算にてお伝えしたい主なメッセージは下記2点です。
①2020年12月期 第3四半期(1~9月)実績の概況について
当第3四半期業績はコロナ禍において事業活動が停滞したことに伴い増収減益となりましたが、業績悪化の影響は第2四半期(4~6月)が底であり、四半期を追うごとに利益は回復基調にあります。
②2020年12月期 通期業績の見通しについて
当第3四半期業績は概ね計画通りに推移しており、2020年12月期(通期)業績についても概ね計画通りに着地する見通しです。第4四半期(10~12月)業績は、各事業の業績が回復基調にあること、また、ENESAP事業譲渡に伴う譲渡益(特別利益約2億円)が発生することにより、四半期純利益は前年同期比で増益が見込まれます。
withコロナ時代の新しい働き方としてテレワークが常態化しつつあり、住宅業界では戸建住宅の需要が高まっております。こうした動きはエプコにとって追い風となっており、この潮流の変化を素早く捉え業績復調へつなげてまいります。
一方で、少子高齢化の影響で住宅業界も現場施工者の不足が深刻化しております。エプコではデジタル技術(BIM)を活用した3次元設計とプレファブ化により、現場施工を効率化するための取り組みを実施しております。これにより住宅業界の課題を解決しつつ、エプコの設計受託戸数を増加できると考えておりますので、引き続きご支援のほど、よろしくお願いいたします。
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