2019年12月6日の記事

タイ企業のサイアムセメントグループ・CPACと協創開始!

本日、タイ企業のサイアムセメントグループ・CPACとタイ国三井物産株式会社とエプコの3社間で、MOUを締結いたしましたのでご報告いたします。

この3社がMOUを締結し協創する目的は、タイにおけるBIMを活用した建築バリューチェーン全体の効率化にあります。

CPACの親会社であるSCG Cement-Building Materials Co.,Ltd(サイアムセメントグループ セメント・ビルディングマテリアルズ、以下、SCG-CBM)は、セメントおよび建築資材の製造・販売を主力事業として展開するタイ最大手の企業集団であります。

CPACはその中で、建築の構造躯体などに使用されるプレキャストコンクリートなど、セメント製品を中心に幅広い事業分野をカバーしております。

CPACは、MOUを通じてデジタルトランスフォーメーションを進め、建築部門での新しいビジネスの機会を模索しており、BIMやプレファブなどの建設技術に関連する新しいビジネスの機会も求めていきます。

今回、CPACが目指す、タイにおける建築分野に関わるデジタルトランスフォーメーションという新しいビジネスを創出するためのパートナーとしてエプコを選んで頂いた理由は、日本で培った建築産業のIT化とプレファブ化に関するデジタルソリューション技術とCADやBIMを活用した建築バリューチェーン全体の効率化の実績を評価して頂いたものと考えております。

今後、この3社は、BIMを活用した建築工事のプレファブ化技術を確立し、建築資材のデジタルオブジェクト化を進め、サプライチェーン全体のプラッフォームの提供を目指してまいります。

そして、サイアムセメントグループとタイ国三井物産株式会社は長年に渡る戦略的パートナーであることから、エプコとしてもこの協創を通じて、タイをはじめ、ASEAN諸国の建築産業の近代化に貢献していきたいと考えております。

カテゴリー:エプコ