2020年12月期 第2四半期決算の概況ご説明

本日、エプコの2020年12月期 第2四半期決算について発表しましたので、決算概要をご説明させていただきます。

まず、本日の第2四半期決算発表に合わせて、投資家向け決算説明資料をWebサイトに掲載しております。

(参考)2020年12月期 第2四半期決算説明資料

また、8月28日(金)19:00からWEB形式で決算説明会を開催いたしますので、多くの皆さまのご来場をお待ちしております。

(参考)第15回 経営計画説明会(2020年12月期 第二四半期)のお知らせ

2020年12月期第2四半期業績は、売上高2,007百万円(前期比+3.6%)、営業利益206百万円(前期比+16.6%)、経常利益249百万円(前期比+7.3%)、四半期純利益171百万円(前期比+20.3%)という結果であり、売上高・経常利益・当期純利益において増収増益を達成いたしました。

今回の第2四半期決算にてお伝えしたい内容は下記2点です。

①当第2四半期決算の概況について

②2020年12月期通期業績予想の修正について

まず、①当第2四半期決算の概況についてご説明いたします。

当第2四半期(1~6月)においては、新型コロナウイルス感染防止を目的とした緊急事態宣言が発令されたことで、様々な経済活動が停滞し、世界経済に大きな悪影響をもたらしております。当社においても当第2四半期(4~6月)では、住宅着工の減少及びリフォーム営業の自粛を通じて、D-TECH事業及びTEPCOホームテック(持分法投資損益)の損益が計画未達となりました。

一方で、当社は、当第2四半期(1~6月)においてはおおむね期初計画通りの業績を確保し、経常利益(前期比)+7.3%で着地しました。

これは、今年1月末の段階からBCP対策(事業継続計画)を早期に発動し、東京・沖縄・中国の各拠点が連携して業務の平常化を担保したこと、そして、新築設計・メンテナンス・リフォームの3本柱経営を行い、コロナ耐久力のあるストック住宅向けのメンテナンス分野やシステム開発事業で着実に利益を確保したことが要因であると考えております。

次に、②2020年12月期通期業績予想の修正についてご説明させていただきます。

新型コロナウイルスが経済に与える影響を予見するのは極めて困難な状況の中、今期の業績予想を非開示としている上場企業も数多く散見されます。

そうした中、当社としては、取引先各社の受注状況やマクロ予測など、現在入手しうる情報を前提として、コロナ禍における下半期の業績数値を保守的な計画に見直し、通期業績予想を修正いたしました。

(詳細は、同日開示の「業績予想の修正に関するお知らせ」及び「2020年12月期 第2四半期決算説明資料」をご参照下さい)

経済活動を自粛した影響が強かった第2四半期(4~6月)に比べると、足元は営業・生産活動等が再開されており、再度の緊急事態宣言発令等が生じなければ、第2・3四半期の業績を底にして、当第4四半期から回復基調に入ると考えております。

一方で、withコロナ時代の住宅産業界においては、デジタル技術を活用した事業構造の抜本的な合理化、変革が求められております。当社としてはデジタル技術で既存事業を高付加価値化し、住宅産業の課題である分業・専業体制を効率化するソリューションを提供することで、コロナ耐久力のある事業運営を行っていく方針でおります。

この点の事業構想につきましては、8月28日(金)19:00からの決算説明会(WEB形式)で詳しくご説明いたしますので、多くの皆さまのご参加をお待ちしております。

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