株式譲渡への思い

本日は、私が保有しているエプコの株式の一部を、社員へ株式譲渡するに至った経緯をお話しさせていただきます。

会社が永続的に発展していくには、お客さま(エンドユーザーやお取引先など)や株主さま、そして社員の満足が欠かせません。

お客さまの満足とは、事業を通じてお届けする価値の魅力が高いことであり、株主さまの満足については、経営方針や業績、株価、株主還元策など会社の魅力度が高いことであると思います。

一方で社員の満足であれば、会社の将来性や仕事のやりがい、報酬面、福利厚生面の充実など、会社と社員の価値観が共有できていることが大切と思います。

昨年、エプコでは株主さまへの還元策を実施してきましたが、2018年は社員への還元策を充実することで、経営理念に掲げる「情熱ある社員とその家族の幸せを追及」をしていきたいと考えておりました。

2018年は私が個人で岩崎設計サービスを起業して30年の節目の年になります。TEPCOホームテックの事業を軌道に乗せ、第二の創業を果たす、正に勝負の年になります。

この節目の年に会社も業績もステージを上げて、より大きく成長していきたいと考えております。そのためには、社員が一致団結して仕事に取り組んでもらわなければなりません。

それには、会社と社員というこれまでの関係の他に、会社の株主という関係を加えることで、社員がエプコをより自分の会社として受け入れることができ、エプコで働く姿勢や意義もより強まるのではと考えました。

そのような思いから、私が保有する株式(時価にして1億円相当)を正規、非正規の雇用関係の区分を問わず、エプコで働く情熱ある皆さんに無償で譲渡することで、この勝負の年に結果を出して、社員全員で1つ上のステージに昇ることで、達成感を味わってもらいたいと考えております。

今年、エプコとTEPCOホームテックは一心同体となって事業を成長させてまいりますので、引き続きご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。

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