エプコの強みである設計サービスが拡大傾向

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本日は株主様から質問がありました建築設計サービスの受託拡大について、詳しく説明させていただきます。

弊社の事業上の強みは創業当時から継続している設備設計サービスでございます。現在では給排水設備設計を中心に、電気設備設計や太陽光パネル設計など、設備に関連する設計サービスを年間約10万戸手掛けておりまして、新築低層住宅の給排水設備設計のシェアは約13%になります。

更に弊社の設備設計サービスは単なる設備設計図の作成だけではなく、工事現場で必要となる設備部材を設備設計図から自動積算し、住宅会社様が設備工事店へ発注する際の工事発注書の作成まで、住宅会社様の設備工事に関連する業務一式をサービスとして提供させていただいております。

このように弊社の設計サービスは住宅建築プロセスの中に組み込まれておりまして、この設計機能を設備だけに留めずに、建築分野まで水平展開しているのが、弊社の新たな取り組みでございます。

大手住宅会社様の中には社外を積極的に活用する方針の企業もあり、そのような企業に対して、設備+建築の両面で弊社を活用することで業務の効率化とコストダウンが図れる提案が受け入れられ、最近では建築分野の設計サービスが拡大しております。

具体的にはゼロエネルギー住宅の省エネルギー計算書類や補助金申請書類の作成であったり、構造計算書類の作成といったサービスを提供しております。

その他には住宅会社様の営業サポートとして、3D建築図面の作成サービスも展開しておりまして、これまで住宅会社様の営業拠点で手掛けていた業務を弊社に集約することで、設計オペレーションコストの低減とスピーディーな営業提案が可能になると期待されております。

それではなぜ住宅会社様が弊社の設計サービスを利用しているのかについてですが、設計サービス料が合理的な価格水準であることの他に、膨大な設計件数を安定的にミスなく提供できる設計オペレーション能力の高さにあると考えます。

年間1万棟を手掛ける大手住宅会社様ですと、繁忙時期は月間1,500棟近くの設計依頼がございます。22日平均で1日70棟近くの設計を遅延なく、ミスなく提供できる設計能力を保有する企業は、日本でも稀有だと思います。

また、大手住宅会社様の大規模な情報システム基盤と連携できるシステム対応力やセキュリティーネットワークを保有していなければなりませんし、災害時でも業務を継続できるBCP(事業継続計画)を定め、設計拠点の分散化(弊社では東京・沖縄・中国に分散)を計っている点などが評価され、弊社を業務パートナーとして選んで頂いていると考えております。

これからも建築分野へ設計サービスを拡大していくのに加え、ゼロエネルギー住宅向けの設計サービスを手掛けることで、業績の拡大に努めて参りますので、引き続き、ご支援のほど、よろしくお願いいたします。

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カテゴリー:エプコ

電力のシェアリングサービスについて、その3

%e9%9b%bb%e5%8a%9b%e3%82%b7%e3%82%a7%e3%82%a2%e3%83%aa%e3%83%b3%e3%82%b0%e4%ba%8b%e6%a5%ad2電力のシェアリングサービスは様々な組合せでの展開が可能で、例えば、親世帯と子世帯の家族間で電力をシェアする方法や、単身赴任中のお父さん世帯とご家族間でシェアする方法、または女子会や協同組合に参加している会員間で電力をシェアする方法などが考えられます。

弊社は電力のシェアリングサービスを展開するために必要な、料金プランのシェアシステムとシェア方法で特許を取得しておりまして、この特許を活用したサービスを展開していきたいと考えております。

具体的にはスマホなどを利用して、電力をシェアした際の料金メリットを診断するサービスや、スマートメーターから電力データを入手してシェアできる世帯をマッチングするサービス、電力のシェア状況を見える化するサービスなど、特許で取得している内容をシステム化して、電力会社にサービスとして提供することを想定しております。

一方で、電力のシェアリングサービスを展開するには、電力会社がこのサービスに賛同をしてもらい、電気料金のシェア割りプランを提供して頂く必要があります。

これまでの電力会社の場合ですと、電力の契約世帯数が多いため、試験的に導入することが難しいと思いますので、まずは新規参入した電力会社と連携し小規模でサービスを展開、その効果検証を積み上げてから大手の電力会社と連携するという順番になるかと思います。

いずれにしてもこれまでの電力会社の発想とは異なる、電力をソーシャルネットワークを介して需要家同士が電力をシェアリングするという新しいサービスですので、世の中に浸透するまでには相当の時間を要するとは思いますが、消費者のニーズが大きければ電力会社も賛同して頂けると考えますので、まずは、電力会社との連携を図っていきたいと思います。

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カテゴリー:エプコ スマートエネルギー

電力のシェアリングサービスについて、その2

%e9%9b%bb%e5%8a%9b%e3%82%b7%e3%82%a7%e3%82%a2%e3%83%aa%e3%83%b3%e3%82%b0%e4%ba%8b%e6%a5%ad1子世帯の図にありますように、従来の電気料金プランは従量制の価格体系になっておりまして、電力の使用量に応じて電気料金単価が異なります。具体的には第一段階の料金単価よりも電力の使用量が多くなる第2段階の料金単価の方が割高な料金体系になっております。

また、電力自由化後は親世帯の図にあるように、定額料金と従量料金を組合せた料金プランもあり、電力の使用量に係わらず定額料金の範囲内ならば電気料金は一定というプランも提供されております。

電力のシェアリングサービスは、これらの電気料金プランを活用し、階層ごとに定められている料金単価と使用できる電力量に着目し、安い電気料金単価で利用できる階層の余った電力量の枠と、高い電気料金単価で利用している電力量をシェアすることで、シェアする側とシェアされる側の双方にメリットを出すサービスです。

上図の事例で説明しますと、定額料金プランを利用している親世帯は月に400KWhまでを定額で利用できる電気料金プランですが、今月は350KWhしか使用せず、電力を利用できる枠が50KWh分余っております。

一方で、子世帯の方は料金単価が割高な第2段階の電力を使用しており、親世帯で余った電力50KWhを利用できれば、その分、電気料金が安くなることになります。

個人的な考えとしては、電力会社は親世帯から400KWhまで利用できる電気料金を支払ってもらっており、親世帯の電力量の余剰分を子世帯にシェアしても経営上の損失は無い(少ない)のではないかと考えております。似たような取り組みとしては、通信会社が余ったデータ容量を家族でシェアするサービスを実施済みです。

その他の例で言えば、社会人や学生の単身者世帯で電力使用量の少ない人は、電気料金そのものが下がるといった電力自由化の恩恵は受けずらく、よって、この世帯が電気料金プランを変更する割合は低いのが現状です。

しかし、安い単価で利用できる余った電力量の枠を、電気をたくさん使用したいが、生活の面から節約を余儀なくされている世帯とシェアし、その世帯を電力で支援できるとなれば、そのような料金プランに変えてみようと思うのではないでしょうか。

金銭的なメリットよりも、電力を通じて社会貢献ができることに気づいてもらい、そこに喜びや価値観を感じてもらうことができれば、世界には無い、日本流の電力自由化が浸透するものと考えております。

その発信はソーシャルネットワークであり、若い世代のSNSでのつながりが、電力支援の輪を全国に広げていくのではないだろうかと思います。

このように電力のシェアリングサービスは、これまで電力自由化の恩恵を受けられない多くの世帯が、消費するだけだった電力を、シェアすることにより、電力をもっと身近に感じて活用するきっかけになると考えております。

つづく。

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カテゴリー:スマートエネルギー