A route みちすじ|株式会社エプコ CEOブログ
エプコ

建築現場におけるBIMの重要性

少子高齢化や物価高を受けて、建築コストが上昇しております。

この状況を抑制する手段の1つが建築資材を工場加工して、現場での作業工数を削減するプレファブ化の取り組みです。建築現場へのプレファブ化の取り組みは従来も実施されてきましたが、まだ多くの工事で現場作業が行われております。

建築現場でのプレファブ化率を高めるには、図面上で現場作業を再現することが必須で、図面の3次元化ツールがBIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)です。

BIMを導入するメリットは以下の通りです。

1) 生産性向上とコスト削減
・設計・施工情報を3Dモデルで一元管理
・工程や資材のシミュレーションによる無駄の削減

(2) 品質向上と顧客満足度の強化
・情報の正確性と一貫性を確保
・施主や関係者への分かりやすい説明が可能
・手戻りや設計変更リスクを低減

(3) 維持管理・ライフサイクルコスト最適化
・完成後の建物データを資産情報として活用
・設備更新や修繕計画を効率化
・建物のライフサイクル全体でのコスト低減

(4) DX推進と企業競争力強化
・デジタル化を加速し、社内業務の標準化を実現
・発注者からのBIM要件への対応力を確保

国土交通省は、建築業界全体の生産性向上を目的に、設計・審査・施工・保守の各工程でのBIMデータ活用の普及を推進しており、活発な議論が続けられています。エプコはこの流れを見据え、BIMの導入支援に積極的に取り組んでまいります。

サービスLP:https://www.epco.co.jp/lp_bim

 

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