2021年12月期 第2四半期業績予想の修正について

本日、エプコグループの2021年12月期 第2四半期業績予想の修正について発表しましたので、その概要をご説明させていただきます。

また、当該業績予想の修正開示に加えて、2021年6月度月次業績に関するお知らせも開示しておりますので、合わせてご参照下さい。

(参考)2021年12月期 第2四半期(累計)期間 業績予想の修正に関するお知らせ
      2021年6月度 月次業績に関するお知らせ

当第2四半期の売上については概ね計画通りに進捗している中で、営業利益以下は計画超過となりました。この計画超過要因でございますが、D-TECH事業(設計サービス事業)にて推進している東京・沖縄・中国(深セン・吉林)におけるデジタル技術を活用した業務のDX化により、設計業務の自動化が進み、各拠点の生産性が向上したことによるものです。

エプコグループにおける業務のDX化は、数年前より東京・沖縄・中国(深セン・吉林)の各設計拠点と情報システム部門が連携して構築してまいりました。具体的には現在のコア事業である2次元CAD設計を担当する拠点を吉林CADセンターとして位置づけ、デジタル技術を活用して設計業務の自動化を推進し、コスト競争力の向上を図ってまいりました。

一方で、次代の主力事業となる最先端の設計サービスである3次元BIM設計を担う拠点を深圳BIMセンターとし、300名まで収容できるBIMセンターを新規開設し、BIMクラウドシステムの開発からBIM設計、BIMコンテンツサービスなど、新事業の立上げに注力しております。

このようにD-TECH事業では、新事業への先行投資を行いつつ、業務のDX化で増益を確保できる体制が整いつつありますので、引き続き、デジタル技術を活用した生産性の向上に努めてまいります。

一方で、現在、エプコグループでは、中期経営計画(2021年~2025年)でお示しした通り、建築DXでD-TECH事業、H-M事業、E-saving事業をそれぞれ高付加価値化するべく、新しいサービスの開発に注力しております。

まだ足元の月次業績には大きくインパクトしておりませんが、いずれの事業も2022年からのサービス本格導入を目指して着実に準備が進んでおり、2022年から2025年にかけて住宅業界の変革を先導して、エプコグループの業績につなげてまいります。

詳細については、8月12日の第2四半期決算発表時にご説明させて頂きますので、引き続きご支援のほど、よろしくお願いいたします。

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