電力のシェアリングサービスについて、その1

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本日は、エプコが特許を取得している電力のシェアリングサービスについてお話しさせていただきます。

今年の4月に家庭向けの電力小売が自由化されてから半年が過ぎ、電力会社や料金プランを変更した世帯は全世帯の約3%に留まっており、電力自由化により市場が活性化しているという状況にはございません。

この理由は各電力会社が電気料金の安さを打ち出したものの、電気をたくさん使い、そもそも電気料金そのものが下がる世帯は全体の10%程度であることと、電気料金以外のポイント還元やセット割引などでお得感を示したことにより、料金プランが複雑になり、消費者が戸惑ってしまっている点があると思います。

やはり電力自由化により市場を活性化させるには、全世帯の90%を占める、電気料金がそれほど下がらないか、全く下がらない家庭に、いかに多く自由化に参加してもらうかがポイントになると考えます。

それには電気料金の安さ以外で自由化に参加してもらう必要があり、カギとなるのが【電力のシェア】ではないかと思います。

私は、電力の自由化前は、電力のネットワーク時代で、電力会社が送電線により各家庭に一方通行で電力を供給しており、電力が近くて遠い存在だった時代と考えております。

一方で、電力の自由化後は、電力のソーシャルネットワーク時代で、電力をソーシャルネットワークでもっと身近な存在にして、電気料金プランを使って様々な世帯と電力をシェアする時代と考えております。

具体的には電気の使用量が少ない家庭の余った電力量枠を、電気を多く使用する家庭とシェアし、電気を多く使う家庭と少ない家庭の双方にメリットのある、電力量枠をシェアできる料金プランを提供します。

それにより電力のシェアリングサービス可能で、それをソーシャルネットワークで広げ、実家とお孫さんがいる世帯でシェアしたり、単身赴任のお父さんとシェアしたり、あるいはボランティアで電力をシェアすることで社会に参加していることを実感できたり、様々な形で電力の和が広がると考えております。

つづく。

カテゴリー:スマートエネルギー