カテゴリー: スマートエネルギーカンパニー

電力のシェアリングサービスについて、その3

%e9%9b%bb%e5%8a%9b%e3%82%b7%e3%82%a7%e3%82%a2%e3%83%aa%e3%83%b3%e3%82%b0%e4%ba%8b%e6%a5%ad2電力のシェアリングサービスは様々な組合せでの展開が可能で、例えば、親世帯と子世帯の家族間で電力をシェアする方法や、単身赴任中のお父さん世帯とご家族間でシェアする方法、または女子会や協同組合に参加している会員間で電力をシェアする方法などが考えられます。

弊社は電力のシェアリングサービスを展開するために必要な、料金プランのシェアシステムとシェア方法で特許を取得しておりまして、この特許を活用したサービスを展開していきたいと考えております。

具体的にはスマホなどを利用して、電力をシェアした際の料金メリットを診断するサービスや、スマートメーターから電力データを入手してシェアできる世帯をマッチングするサービス、電力のシェア状況を見える化するサービスなど、特許で取得している内容をシステム化して、電力会社にサービスとして提供することを想定しております。

一方で、電力のシェアリングサービスを展開するには、電力会社がこのサービスに賛同をしてもらい、電気料金のシェア割りプランを提供して頂く必要があります。

これまでの電力会社の場合ですと、電力の契約世帯数が多いため、試験的に導入することが難しいと思いますので、まずは新規参入した電力会社と連携し小規模でサービスを展開、その効果検証を積み上げてから大手の電力会社と連携するという順番になるかと思います。

いずれにしてもこれまでの電力会社の発想とは異なる、電力をソーシャルネットワークを介して需要家同士が電力をシェアリングするという新しいサービスですので、世の中に浸透するまでには相当の時間を要するとは思いますが、消費者のニーズが大きければ電力会社も賛同して頂けると考えますので、まずは、電力会社との連携を図っていきたいと思います。

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電力のシェアリングサービスについて、その2

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また、電力自由化後は親世帯の図にあるように、定額料金と従量料金を組合せた料金プランもあり、電力の使用量に係わらず定額料金の範囲内ならば電気料金は一定というプランも提供されております。

電力のシェアリングサービスは、これらの電気料金プランを活用し、階層ごとに定められている料金単価と使用できる電力量に着目し、安い電気料金単価で利用できる階層の余った電力量の枠と、高い電気料金単価で利用している電力量をシェアすることで、シェアする側とシェアされる側の双方にメリットを出すサービスです。

上図の事例で説明しますと、定額料金プランを利用している親世帯は月に400KWhまでを定額で利用できる電気料金プランですが、今月は350KWhしか使用せず、電力を利用できる枠が50KWh分余っております。

一方で、子世帯の方は料金単価が割高な第2段階の電力を使用しており、親世帯で余った電力50KWhを利用できれば、その分、電気料金が安くなることになります。

個人的な考えとしては、電力会社は親世帯から400KWhまで利用できる電気料金を支払ってもらっており、親世帯の電力量の余剰分を子世帯にシェアしても経営上の損失は無い(少ない)のではないかと考えております。似たような取り組みとしては、通信会社が余ったデータ容量を家族でシェアするサービスを実施済みです。

その他の例で言えば、社会人や学生の単身者世帯で電力使用量の少ない人は、電気料金そのものが下がるといった電力自由化の恩恵は受けずらく、よって、この世帯が電気料金プランを変更する割合は低いのが現状です。

しかし、安い単価で利用できる余った電力量の枠を、電気をたくさん使用したいが、生活の面から節約を余儀なくされている世帯とシェアし、その世帯を電力で支援できるとなれば、そのような料金プランに変えてみようと思うのではないでしょうか。

金銭的なメリットよりも、電力を通じて社会貢献ができることに気づいてもらい、そこに喜びや価値観を感じてもらうことができれば、世界には無い、日本流の電力自由化が浸透するものと考えております。

その発信はソーシャルネットワークであり、若い世代のSNSでのつながりが、電力支援の輪を全国に広げていくのではないだろうかと思います。

このように電力のシェアリングサービスは、これまで電力自由化の恩恵を受けられない多くの世帯が、消費するだけだった電力を、シェアすることにより、電力をもっと身近に感じて活用するきっかけになると考えております。

つづく。

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電力のシェアリングサービスについて、その1

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本日は、エプコが特許を取得している電力のシェアリングサービスについてお話しさせていただきます。

今年の4月に家庭向けの電力小売が自由化されてから半年が過ぎ、電力会社や料金プランを変更した世帯は全世帯の約3%に留まっており、電力自由化により市場が活性化しているという状況にはございません。

この理由は各電力会社が電気料金の安さを打ち出したものの、電気をたくさん使い、そもそも電気料金そのものが下がる世帯は全体の10%程度であることと、電気料金以外のポイント還元やセット割引などでお得感を示したことにより、料金プランが複雑になり、消費者が戸惑ってしまっている点があると思います。

やはり電力自由化により市場を活性化させるには、全世帯の90%を占める、電気料金がそれほど下がらないか、全く下がらない家庭に、いかに多く自由化に参加してもらうかがポイントになると考えます。

それには電気料金の安さ以外で自由化に参加してもらう必要があり、カギとなるのが【電力のシェア】ではないかと思います。

私は、電力の自由化前は、電力のネットワーク時代で、電力会社が送電線により各家庭に一方通行で電力を供給しており、電力が近くて遠い存在だった時代と考えております。

一方で、電力の自由化後は、電力のソーシャルネットワーク時代で、電力をソーシャルネットワークでもっと身近な存在にして、電気料金プランを使って様々な世帯と電力をシェアする時代と考えております。

具体的には電気の使用量が少ない家庭の余った電力量枠を、電気を多く使用する家庭とシェアし、電気を多く使う家庭と少ない家庭の双方にメリットのある、電力量枠をシェアできる料金プランを提供します。

それにより電力のシェアリングサービス可能で、それをソーシャルネットワークで広げ、実家とお孫さんがいる世帯でシェアしたり、単身赴任のお父さんとシェアしたり、あるいはボランティアで電力をシェアすることで社会に参加していることを実感できたり、様々な形で電力の和が広がると考えております。

つづく。

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