MVP研修ブログ 2014年度1Q その⑦

【スケジュール】
08:00 チェックアウト
-   朝食
-   King’s Cross St. Pancras(Piccadilly)発
-   Heathrow Terminals(Piccadilly)着
12:30 ロンドン ヒースロー空港 発

06:55 香港 香港空港 着
08:45 香港 香港空港 発
13:45 東京 羽田空港 着
16:20 東京 羽田空港 発
18:55 沖縄 那覇空港 着

 

2014/6/13

今日はいよいよイギリスを離れる日です。
そろそろご飯とおみおつけが恋しくなっていた私は、嬉しさ半分でいそいそとパッキング。
重いお土産は避けようと選択肢を制限していたはずなのに、
この超重量級の手ごたえはいったい何んだ??・・・(後刻、空港でパッケージの超過料金を払わされる破目になるとは、この時は知る由もないことでした。あぁ・・)

早朝のヒースロー空港は、到着した数日前とはまた違った顔を見せていました。
キャセイのカウンターは人影もまばらで、ようよう対応してくれたスタッフは
無慈悲にも荷物の重量オーバーを言い渡し、私の財布の中身はわずか数ペンスを残すのみに。

これじゃあお水も買えやしない・・・
さすがの私もがっかりして、口数も少なく広いヒースローの構内をトボトボ歩くこと十数分。
そうだ、もし所持金以上の金額を請求されていたら、私の悲壮感は倍増していたに違いない。
助かった、なんてラッキーな私!・・・このポジティブさにはだいぶ無理があるでしょうか?(笑)

広大な免税エリアのロビーの一角で搭乗ゲートの案内を待っている間、
周りを行きかう様々な国籍の人々を見るとはなしに眺めながら、
人種のるつぼとは良く言ったものだと感慨もひとしお。

観光客あり、ビジネスマンあり、家族連れに学生のグループ、そして出稼ぎと見られる貧しい一群。

高級ブランドやフードショップが立ち並び、華やかに行き来する人々の群れの中に、膝を抱えてうつろな表情で佇む彼らの姿は何がし強烈な印象で、私は目を離す事ができませんでした。

その対比は、安っぽい同情など受け付けようのない深い絶望を際立たせ、厳しい人生に対峙するぎりぎりの姿を浮き彫りにするものだったのです。

英国ヒースロー、国際空港ならではの一場面でした。

 

2014/6/14

20時間近くを掛けて到着した羽田空港。
やっと日本に帰ってきたのね!(まるで20年ぶりに帰国したかのようではないか!笑)

しかしながら、私の試練はまだまだ終わってなかったのでありました。

あの超重量級のスーツケース、西銘さんと一緒に預けたはずの私の荷物だけが待てど暮らせど出てこない。

「超過料金払った上に、紛失なんてあんまりよね、TVドラマじゃあるまいし。」
な~んてそれでも余裕で笑っていたら、、、、、本当になっちゃったよ!!

「なぜ?なぜ私なの?私が何をしたって言うの?」
思わず、TVドラマ張りの台詞が脳裏をかすめました。

この後、10日あまりにも渡って私の荷物は手元に届かず、お土産なしで肩身の狭い思いをし、
衣服やコスメにも不便をかこったという、旅の顛末だったのです。

―――行き行きて、なんでもありの初海外 (川節) ―――

 本社野口さんご夫妻と謝花さんの出迎えを受けて羽田で飲んだ一杯のビールが、
キンキンに冷えて何と美味しかったことでしょう。
日本に帰った醍醐味を実感したひとときでした。

最後に那覇空港で西銘さんと二人、無事記念写真に笑顔で納まったのは、
この同僚達の温かい心使いのおかげに他なりません。

私達の研修旅行を陰で支えてくださった皆様、有難うございました。

そして何より、広く世界に目を開くという大きなチャンスを我々に与えてくださった、
岩崎CEOを始めとするエプコの役員・幹部の皆様に深く感謝して、
この旅の報告を締めることとします。  Thank you.

 CIMG0519

 

【研修総括】

(川節さん)
今回のケンブリッジ研修旅行を通し私個人の成果としては、以下の3点が挙げられる。

①単独(二人だが)で日本を離れ、世界を肌で感じたことによる視点の変化について
 毎日の日常(仕事を含む)の中で、ややもすると内向きになりがちな思考が開放されて、在英中、自分の中に大胆な発想と俯瞰力が感じられたのは、大きな変化であった。

②ランゲージの重要性について
 子供達が幼い頃、国際社会に対する平かな目を身に付けさせたくて、外国人のホームステイを数々受け入れた経験がある。その経験から言葉が通じなくても思いは通じるという実感を得て、英語が話せなくても何とかなると、ある意味強気に考えていたのだが、今回それが見事に覆された。通りすがりの人たちにはそれは通じない。
実はコミュニケーション力の中でも、ランゲージの占める割合は大変低いと言われているが、外国におけるコミュニケーションでは重要な要素であることが、特に今回身に沁みた次第だ。
国際力とは、ランゲージを抜きには考えられない。

③日本の素晴らしさ・・特にサービス力・・について
 外国のホテル、カフェ、レストラン、航空会社、どれを取ってもその気配りや配慮の無さ、傍若無人振りに二の句が告げない思いを多く味わった。(もちろん、二流・三流どころだったせいもあろうが)総じて優しさが足りない。相手の気持ちを慮ることができない。
 それに比べ日本のCSに対する認識水準の高さには目を見張るものがある。今はやりの言葉でいえば、『おもてなし』の高さである。その点において、我々日本人はもっと自信を持つべきだ。旅の終わりに羽田から搭乗したJALのCAたちの礼儀正しさや品の良さ、そして優しい心使いには、きちんと教育された者の持つ毅然とした美しさが感じられた。日頃当たり前に感じていたこれらが、実は大変貴重な財産だったと気付かされた事は大きい。

以上を成果として挙げたが、これらを今後どのように仕事や生活に生かしていくかが問題であろう。

加えて、ピンポイント的に感じた多くのこともまた同様である。エプコの今後、カンパニーの相互性の中で果たす自分の役割、更に感じた多くをエプコの仲間たちや研修生たちにどのように伝えていくかを、重い課題として感じている今、ケンブリッジで実感した自然体のマネジメントを、今こそ自分に課そうと努めている。

 

(西銘さん)
 本イギリス研修を通して、ガイドをほぼつけずに移動や食事・買物・生活を行う事により他国へ渡り活動する自信がついた。またケンブリッジ見学・ロンドン市内観光などその国の文化や思考を知る事が出来、大変貴重な体験を得た。camメンバーの方々は、視野が広く行動力の有る方々で先のビジョンがしっかりしている方々だと感じました。私も今後は、新たな知識や経験を活かし 発言+行動を恐れず1歩先を見据れる人材に成長する事を目標に仕事にいかして行きたい。

 

 

*おまけ*
今回の研修にて、イギリス内のたくさんの歴史的な建物・文化に触れることができました。
文章や写真ではお伝えしきれないところもたくさんありますが・・・
折角なので、ブログにて紹介しきれなかった写真達を公開します!
イギリスのカルチャーを少しでもお伝えできればと思います!

 

IMG_1838 大聖堂ステンドグラス
『ケンブリッジ大学のカレッジ内にある大聖堂』
カレッジ内にこんな大聖堂があるとは驚きです・・・!

 

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カレッジ内に大きな川があるためか、カモが自由に生息しています。

 

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『ケンブリッジ市内の市場』

 

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歴史的な建物だけではありません!近代的なビルもあります!

 

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『グリニッジ天文台から見える景色』
近代的なビルと歴史的な建物が混在している不思議な景色。

 

IMG_1979 IMG_2007
『バッキンガム宮殿と衛兵』
宮殿に旗が建っているとエリザベス女王がいらっしゃるそうです。
この日は旗が立っていたので、中にエリザベス女王が・・・!

 

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『これぞイギリス!赤い2階建のバスとブラックキャプ』
写真のバスは古いタイプの型で、最も有名なタイプです。

 

 ビック弁
『ビッグ弁?いやいや、ビッグベン』

 

次回のMVPは誰になるでしょうか・・・!?

みなさま、お楽しみに・・・!

 

 

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MVP研修ブログ 2014年度1Q その⑥

2014/06/12

【研修5日目スケジュール】
09:00  朝食
AM    自由行動@ロンドン
―    ランチ(自由行動)
PM    自由行動@ロンドン
―    ディナー(Oxford And Cambridge Club)
22:00  Imperial Hotel宿泊

 

 【研修5日目所感】
(Oxford And Cambridge Club)
(1)会員製のクラブハウス内にて会食。城口さんのアメリカでの起業し成功に至るまでのお話や岩崎CEOと共同でcam設立するまでの話しを聞く事できcamに対し違った目線で見る事ができるだろう。

(2)日頃縁の無い世界のこととて目の覚めるような思いであったが、その成り立ちを知るにつけ威厳に満ちたたたずまいにも納得である。豪華なシャンデリアの下、カードに打ち興じる紳士淑女の姿は、小説の中の一こまのようであったが、これが仮想の世界ではなく現実のものであるというところに、何か大きな手で心臓を鷲づかみにされたような感覚を味わった。世界は広い、、、私の小さなコミュニティの中では図ることのできない大きなものがこの世には存在するという焦燥感である。目を開きなさい、という何者かのささやきが聞こえる

 

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朝から大英博物館へ。

ラッセルスクエアにあるインペリアルホテルからは歩いて10分ほどの距離。
このホテル、地下鉄の駅からも近く、回りにレストラン、カフェ、パブが立ち並び、
立地としては抜群です。カジノを併設する。

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古いホテルで、イングリッシュ/ブレックファーストが充実していました。
もちろんバイキングですが、別途にお給仕が付いて、飲み物はテーブルに運んでくれます。
やや物憂そうな顔をした黒人系の給仕人は、
それでも私には丁寧に椅子を引いてくれました。(もちろん西銘さんはほったらかしです。)

 

閑話休題、大英博物館は想像以上に大きく、何処までも続く廊下(展示室)が迷路のようでした。

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案内板無しには目的地にたどり着けない・・・。

この日は複数の小学生の遠足と重なってしまい、
何処もかしこも人・人・人でごった返していました。

人負けしてしまった私、足の痛みと重なって、
スフィンクスや石棺のミイラにさえ興味もロマンも感じられず、
ただただ足を引きずってトボトボ歩いているだけでした。

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今思い返すだにもったいないことをしちゃったよぉ!
私に付き合って、トボトボ歩かせてしまった西銘さん、ごめんなさい。

 

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この日の夜は、オックスフォード&ケンブリッジクラブでの
フォーマルディナーが予定されていました。

そこがいったい何なのか?も知らず、
ケンブリッジカレッジのそれと同等のディナー位に考えていた私です。

遅れては失礼になると、城口さんから指定された時刻の30分前に現地到着。
(ホテルからの所要時間や、夕刻の交通ラッシュの具合も予測がつかないために余裕を持って出発したのです。)

中に入ろうかと覗き込むと、どうやら入り口でチェックを受けて
身分証(後から知ったことにはクラブの会員証)を提示している模様。
これは駄目だと、外の段々で待つ事にしました。
(おしゃれをしている私には少々辛いことでしたが・・・)

ややあって、本当にここか?と不安にかられた私達はたまたま同じ人待ち顔の70歳前後の紳士に、
「ここは○○クラブですか?」と訊ねてみました。

以下、その時の会話概略。

「そうですよ。貴方方はどこから来たのですか?」
「日本です。」
「オオ、ニホンカラキタノデスカ?~突然日本語が~」
「えっ?日本語話せるのですか?」
「はい、昔しばらく日本にいました。私はオックスフォードからケンブリッジで学び、最後に日本で勉強したのですよ、云々。」

・・・その方が発した日本語は、「ニホンカラキタノデスカ?」だけでその他は英語でしたが、私に合わせてゆっくり話してくださったので私にも充分理解できたのです。

そして何と彼は、「中でお待ちなさい。」と優しく手招きして、
しかつめらしい様子の受付の男性に我々を中で待たせるようにと交渉してくださったのでした。

もちろんその方はこのクラブの会員なのでしょう。
城口さんが遅れてこなかったら恐らくこの方に出会うこともないわけで、
人生の妙に深く感謝したことでした。

ジェントルマン is ジェントルマン。

その優しくて礼儀正しい物腰が、今も忘れられません。

 

オックスフォード&ケンブリッジクラブは、
その名のとおりオックスフォードかケンブリッジに在籍又は卒業したメンバーの内、
厳正な審査をパスした限られた方だけが会員になれるという、
イギリスでもエリート中のエリートが集うクラブだということです。

建物内部も威厳に満ち、豪華なシャンデリアがきらめく室内で、
紳士淑女がカードに興じている・・・その中で気後れする事なく堂々と振舞うのは、一般庶民に過ぎない私には少々肩の凝る思いではありましたが、先ほどのジェントルマンの優しさに触れていたせいか、極々自然体で居られたのは有りがたい事でした。

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憧憬と、優しさと、ほんのちょっぴり物悲しさに包まれた一夜の出来事でした。

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 (その⑦へ続く)

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MVP研修ブログ 2014年度1Q その⑤

2014/06/11

【研修4日目スケジュール】
09:00  朝食
AM    観光ツアー
―    ランチ(自由行動)
PM    自由行動@ロンドン
―    ディナー(自由行動)
22:00  Imperial Hotel宿泊

 

【研修4日目所感】
14世紀や17世紀に建てられたそれらの家屋に、今なお人が住んでいるという驚きはめったにないものであった。日本では考えられない事である。その奥深さが我々を引き付けて放さない魅力なのであろう。何処に行っても観光客が多く、これらの村々が観光地化を避けられないのも頷けるが、なにやら残念なような心寂しい思いを感じた。しかし、これ見よがしであからさまな観光地でないところは救いである。
自然や歴史資産に対する住人の深い思い入れやプライドのなせる技であろう。
観光立県である我が沖縄が今後考えるべき重要なテーマかも知れない。

 

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コッツウォルズ周遊1日の旅。

どうしても行きたかったコッツウォルズ地方への現地ツアーに参加した。
西銘さんとは別行動での一人旅。

朝8時集合に合わせ、7時過ぎにタクシーでビクトリア駅へ。
1番改札前に集合というパンフレットを片手に、タクシーの運転手に行き先を告げると、「OK!」と自信たっぷりな返事。安心して座席で寛いでいた私だった

が、下ろされた駅に立った途端、嫌な胸騒ぎが・・・。
パンフレットの説明と違う景色である。

1番改札って、そんなものどこにも無いよお!
右に左に走り回ったが、人影もまばらなその駅舎は案内板もない。

時は既に10分前。やっとの思いで人の良さそうな黒人系のおじさんを捕まえて、
パンフレットを指差しながら「ここに行きたいの。」と訊ねると、
ニコニコ顔で「go straight and turn right , down escalator」。
「I see,Thank you!」と叫んで、猛ダッシュ。

まっすぐ行って、右に曲がるのね、エスカレーター、エスカレーター、あった!
ダウンね!・・・そこに開けた空間に、「ああ!!」と2度叫んでしまった私。

何と言う広さ。ショッピングモールかと見がまうほどの空間に人の波。
1番改札ってどこ?プラットホームNOがあった。
でも9、8、7、そして6、5、4・・・あれっ、1番がないよ~。

時は5分前。誰に聞こう?・・・ポリスの姿を見かけるやいなや飛びついた私。
「Could you help me?」

指差す方へ、息せき切って走りましたよ。
だって時刻は3分前。 前方に日本人観光客らしき集団を見つけた
時の安堵感はとても筆舌には尽くせない・・・。

良かった、間に合った!・・・既に出発前から1日分のエネルギーを使い果たした私でした。

 

コッツウォルズ地方はオックスフォードを始めとするいくつのも村々で構成される地域を指す。
14世紀~17世紀に建てられた家々が現存し、しかもその建物に今なお人々が住んでいるという。

おお、私の空想を超えて余りあるではないか!!

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この日訊ねたのは、バーフォード、バイブリー、ボートン オンザ ウォーター、ブロードウェイ
の4箇所。

 

バイブリーでは小川の淵の小道を水鴨の親子が行進し、
そのあまりの可愛らしさに思わず歳を忘れて「キャー、か~わい~い!」

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こんな嬌声を上げたのはいったいいつ以来だったかしら?
(ちなみに私だけじゃありません。一緒に回った同年輩の女性も、そのお嬢さんも、ニヒルな雰囲気の美女も手を叩いて大喜こびでしたよ。)

 

「スワンホテル」の外観の何と素敵なこと!
こじんまりと可愛らしく、花が咲きこぼれる窓辺から覗き見える室内はクラシックなインテリアに包まれ、安らぎと気品に満ちている。草花に溢れ返った前庭は、あくまでも自然でみじんも作為の感じられない美しさであった。こんなホテルで4,5日過ごしてみたいものだと欲は限りなく・・・。

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この日のランチは、ボートンにて。
『リトル ベニス』とも呼ばれるというこの街は、川のほとりにカフェが立ち並び、
柔らかな陽光を浴びた人々が楽しげにさんざめいている。
そんな一軒でサンドイッチを頬張った。

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本当はラム肉のお料理が美味しいと聞いて皆で探したのだが、残念ながら叶わなかった。
(私はビールが欲しかったのだが言い出せないまま、皆と一緒にティーを頂きました。グスン!)

 

どこも日本では見られない素敵な街道ばかり。
まるで物語の中に身を置いているかのようであったが、
残念ながら観光地化された側面も目に付き、やや白けてしまったのも確かである。
観光に行った私が言うのも矛盾しているが・・・。
観光立県である沖縄も、恐らく同じ矛盾とジレンマに直面しているであろう事は、推して知るべしである。

最後に訪れたブロードウェイの薄暗いパブで一人小休憩を取りながら、
そんな思いに、しばし現実に立ち戻った私でした。

・・・パブとは言っても飲んだのはコーヒーです、念のため。

 

 

(その⑥へ続く)

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MVP研修ブログ 2014年度1Q その④

2014/06/10

【研修3日目スケジュール】
09:00  朝食
-   チェックアウト
12:30  CAM オフィスへ移動
13:30  昼食
14:30  エプコMVPからのスピーチ
15:30  Cambridge駅へ移動
-    Cambridge駅 発
16:00  King’sCross駅 着
―    King’s Cross St. Pancras(Piccadilly)発
―    Russell Square(Piccadilly)着
18:00  Imperial Hotelへチェックイン
―    ディナー(自由行動)
22:00  Imperial Hotel宿泊

 

【研修3日目所感】
(1)充実した研修内容を期待していたが、実際にはエプコ本社とのTV会議が長引き、我々の訪問時間は大幅に短縮された。かろうじて、ラボの研究についてプレゼンしていただいたことで、概要をつかむことができたのは幸いである。 学術的なことは分からないまでも、エプコが推し進めるスマートエネルギー事業の成功のためには、この研究所の存在とデータ情報の活用が必須であろう事は理解できるに至った。 彼らは楽しげに思いのまま仕事をしている感がある。この自然体の様相は正にケンブリッジならではなのかも知れない。 本当は、ラボ社員全員に向けてスピーチ<予定では通訳付き>したかったのだが(スピーチ全体は無理だとしても、自己紹介とケンブリッジを訪れた感想くらいは英語でスピーチしたいと渡英前から準備し、毎夜ホテルで追加練習していたのだが)、我々の英語力の無さを鑑みての変更だったのだろう、日本人3人だけとの交流に留まってしまったことは大変残念である。ネイティブな英語力が必須だったということであれば、次回からの選考はその線に合わせていただく必要性を感じる。

(2)camのオフィスは、エプコのオフィスと違い決まった席がなくフリーアドレス形態となっている。テラスやソファー 食堂など業務を行う場所は自身で決めてよく空間はこまごましておらず すっきりとオープンな感じとなっておりみなさんのびのび仕事なさっておりました。エプコでの採用は、業務上や多人数の為、難しいと思われる。 仕事内容のプレゼンを通しお互いの業務内容を確認。給排水設計業務の説明を行う。給排水ヘッダーの特徴や使用する事によるメリットなどに興味を頂いた。 Cam設立の経緯や数年後に向けての計画等の説明を受けた。過去の気象データなど元に発電数を予測し提供する発想は、新しく今後の進展状況が気になった。

 

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今日はいよいよCamを訪問する。
有田さんが車で迎えに来てくださった。
初めてお会いする有田さんは、とても物静かな青年だ。

 

広大な敷地に広がる研究所は世界の最先端をいく、
科学の殿堂というケンブリッジのイメージを補って余りある。
6月の陽光を受けて風の吹き渡る平原をバックにCamの事務所はあった。

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エプコとのTV会議が長引いたとかで、
訪問時間は大幅に短縮されたが、双方本音を語り合う場面もあり、
私的にはそれなりに収穫のある時間であった。

 

 西銘さんと私が持参した日本からのお土産を
Camの皆さんが大層喜んでくださったのは、
我々としても持参し甲斐があったというものである。

特に西銘さんの『うちわ』が大人気。
扇子じゃなく団扇というところがにくいなあ!Good!!

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再会を約束し、一路ロンドンへ向けて再び列車の旅。

Camの皆さま、ごきげんよう。

 

 

(その⑤へ続く)

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MVP研修ブログ 2014年度1Q その③

2014/06/09

【研修2日目スケジュール】
09:00  朝食
10:00  Cambridgeカレッジ巡り
13:00  昼食(ペムボロクカレッジ)
-        Cambridge観光(パンティング等に参加)
19:00  フォーマルディナー(Peterhouse)
22:00  University Arms Hotel宿泊

 

【研修2日目所感】
(ケンブリッジ カレッジ視察)
世界最先端の研究が行われているカレッジの環境や学生達のモチベーションに触れ、世界は常に前を向きつつ動いている事を実感した。その原動力が、伝統を愛しそこに価値を見出す日常や、思索に適した深い静寂、更には自然体で物事に向き合う人々の気持ちの伸びやかさなのだと感じられてならなかった。翻って、我々の日常に視線を移すと、そこには伝統も静寂も伸びやかな精神力も、哀しいかな乏しい。
広く世界に羽ばたくためには、卓越した知識や先取の気概と共に、前進するオフェンスを支える柱として、確固たる足元の安定が必要なのだという強烈な印象を得た。エプコで言えば、SEカンパニーとPHカンパニーという両輪の強化・バランスということであろうか。

(ケンブリッジ フォーマルディナー)
正に伝統が凝縮された時空間であった。教授や学生達が身に纏うガウンですら、我々のファンタスティックな気分を増長させて、そこには作り物にはない本物の迫力に満ちた時間があった。ステンドグラスがはまった食堂の窓は荘厳で、おのずと敬虔な気持ちにならざるを得ない。まごうことなき伝統と、それを何百年と変わらずに継承していく力強さには、無言で頭を垂れるしかない。石の文化と木の文化の違いででもあろうか。しかしながら、我々も指をくわえて見ているわけにもいくまい。日本は、そしてエプコは何においてこの『力強さ』の発露とすべきであろうかと、課題を突きつけられた思いであった。

 

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ケンブリッジツアーは、岩崎CEOが勧めてくださった大変楽しみなプログラムだった。

Camのメンバーは仕事が忙しいため、
カレッジで日本語を学ぶ19歳のエイミーがホテルに迎えに来てくれた。

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小柄でチャーミングなイギリス人のお嬢さんだ。
とても礼儀正しい日本語を話す。
今時、こんなにきちんとした日本語が話せる若者はそう多くはないだろう。

 Camの責任者の城口さん曰く、
「きちんと勉強してますからね。この機会に日本語を教えてあげてください。」

 ・・・我々の珍道中はここから始まった。

 文法も語彙もまだまだ未熟なエイミーと、
意思を英語で伝えることの不得手な我々2人との会話は、
お互いに首を傾げながら何となく納得したことにする・・という形で進められた。

これぞ、究極のコミュニケーションかも知れないが。

その言葉の不足を補うに余りある、ケンブリッジカレッジの美しさであった。
32ものカレッジが集うケンブリッジ。

もちろんその全ては回れなかったが、
ユーパス、エマニワ、ペンブロック(入れなかった)、クイーンズ、キングス、
クレア、トリニティの各カレッジの中庭やチャペル、ライブラリィを見て回った。

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重ねられた時と伝統に裏打ちされたその美しさは、
我々日本人の応用の範疇を超えるものだと思われてならなかった。

イギリス(ヨーロッパ)の建築物の美しさは、
押しなべて想像とロマンのにおいがする。

どの建物を見ても、そこここに繰り広げられたであろう中世の物語を
想像せずにはいられない。

ましてや静寂に満ち満ちた空間は、思索の楽しさを約束してくれそうで、
すっかりケンブリッジの魅力に取り付かれた半日だった。

 

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(ニュートンたちの銅像)

 

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(天井に描かれた各カレッジの校章)

 

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パンティングってご存知ですか?
恥ずかしながら、私は知りませんでした。
イギリス伝統の舟遊びのことです。

ケンブリッジを縦断?横断?する川を棹こぎのボートで上り下りするのです。

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8名位の乗り合せ。
私達のボートは中国人のグループとロシア人の一家、そして私達日本人2人。
何とインターナショナルな組み合せでしょう!

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まわりの舟のこぎ手は、黙々と棹を操っているだけですが、
我が船頭さんは最初っから最後までしゃべり続け。
単語の端々から察するに、景観ガイドをしてくれているらしいのです。

本来なら煩く感じるはずのガイドでしたが、
英語の聞き取れない私には、音声が風景に溶け合って
何がし異国情緒たっぷりなBGMとして楽しむことができたのです。

後にも先にも、英語ができなくて得をした唯一の出来事でした。

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ところで、日本ならきっとライフジャケットを着用させられたのでしょうが、
ここではそんな気配すらありません。

しかもボートは何の秩序もなく漕ぎ手の思いのままに動いているため、
あちらこちらで衝突しては右往左往している始末。
泳げない私は転覆しないかと本気で心配した位です。

 ところが誰ひとり怒号や顔をしかめることなく、
ゆったりと笑って見ているだけの光景がとても新鮮でした。

安全であること、正確であることに殊さら神経質な昨今の日本人気質が、
やたら矮小に感じられた一瞬でもありました。

 それは水鳥たちも一緒。 何と近づいても逃げようともしない。

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岸辺にくつろぐ学生たちも、目の前を行き来する我々を全く気にする気配なく、
それぞれの憩いの時間を楽しんでいる。
全てが自然体で、気持ちが解き放たれていくような感覚を味わいました。

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※後日談・・・あの川の水深は1m強しかないという。

な~んだ、だからライフジャケットが要らなかったのね!!

 

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夜。我が人生初のフォーマルディナーへ。
Camの城口さんがホテルに迎えにきてくださった。

黒いガウンを抱えてはいるが、ふと見るとジーンズ姿の城口さんに
あれあれ?フォーマルじゃないの??
最近はやや崩したおしゃれが許されるディナーもあるのだという。

ふ~ん、私もそうすれば良かった・・と胸の中で一人ごちながら、
時折小雨がぱらつく中をピーターハウスへと向かった。

 

そこは正にハリーポッターの世界。

・・ろうそくが揺らめくうす暗い中世の食堂。

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ハイテーブルに主賓が着席する合図のドラが鳴り渡り、
全員起立して教授の一行をお迎えする。

 ガウンをまっとっているか否かでケンブリッジの関係者なのかゲストなのかが分かるのだという、
なるほど。黄門様の印籠と一緒ね。

 楽し気にさんざめく各々のテーブル、我々も負けじとワインを片手にエプコのこと、沖縄のこと、
Cam設立に至った経緯、スマートエネルギー事業の展望etc…と、おしゃべりの花を咲かせた。

 

そう、お料理は・・・それなりに美味しかったけれど、ちょっと豪華な学食程度・・かな?
でも、デザートのプチシューアイスは冷たくて甘くて掛け値なしに美味しかったです。

・・・お給仕の方にお願いして記念写真をパチリ!楽しい夜は、カレッジを抜ける

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夜道をそぞろ歩きに名残を惜しみながら、終わったのでありました、、、おやすみなさい。

 

(その④に続く)

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