2017年9月18日の記事

2002年策定の中期事業計画-1

本日は、2002年策定の中期事業計画をひも解き、弊社が2017年時点で取り組んでいる事業内容や、先日発表した中期事業計画との整合について、何回かに分けてお話しさせていただきます。

まず、プラットホームという言葉使いですが、15年前から、社会の基盤になる事業を行う、こと掲げておりまして、現在ではプラットホーム事業本部として、設計サービスやカスタマーサポートサービスといった主力事業を運営しており、2002年当時に掲げた言葉を継続して使用することで、事業がブレないように一貫性を保つようにしております。

プラットホーム1段階では、規制業種でブラックボックス化していた給排水設備の設計サービスを、大手住宅会社さまに提供することで、顧客密着でサービスを普及させる計画を掲げております。現在、この設備設計サービスは新築低層住宅でシェア14%まで普及し、数多くの住宅会社さまにサービスを提供するまでになり、弊社のコア事業になっております。

プラットホーム2段階では、給排水設備工事の規制緩和により、設備設計の領域に限定されていたサービスを、設備工事の領域まで踏み込んでサービス展開することを掲げております。

水回りの配管工事を現場で施工するのではなく、予め工場でプレファブ化して、プラモデルのような配管パックとしてジャストインタイムで現場に配送して、職人さんはプラモデルのように配管部品を組み立てていくと配管工事が完成する、このような水回り工事の工業化システムを開発・提供する計画です。

このプラモデル配管により、弊社のサービスは給排水設計図の作成だけではなく、配管パックの組立図、配管工事の見積書作成まで、一気通貫でサービスを提供することになり、現在では、年間100,000戸以上の設備設計サービスを提供するまでに成長しております。

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