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電力自由化の進捗状況

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本日は電力自由化の進捗状況について、お話ししたいと思います。

家庭向けの電力小売りが自由化された4月から9月末までの半年間で、これまでの既存電力会社から新規に参入した電力会社に電力契約を切り替えた世帯と、既存の電力会社が新たに発表した電気料金プランに再加入した世帯は、合計で188万4,300件になりました。これは電力契約総数の約3%に相当いたします。

その中でも首都圏が108万3,100件、関西圏が38万900件で合わせて全体の約78%を占め、その他の地域は電力の契約切り替えが首都圏などと比較すると伸び悩んでいるのがわかります。

この理由は、電力需要が多く、かつ電気料金が他の地域と比較して割高な首都圏や関西圏に、新規参入組の電力会社が集中し、競争が激しくなったことが要因と思われます。

一方で、電力契約の切り替え件数が、半年間で全体の約3%に留まっているのは、電力自由化前の想定とはだいぶ開きがあると感じている業界関係者も多いと思います。

この要因は、電気料金プランが複雑、電気料金が思っていたより安くならない、電力契約の変更が面倒など、ご家庭によって様々あると思いますが、私が常々考えていることは、電力やガスといったエネルギーに関連する料金は、発電や送電などインフラに係わるコストの割合が料金の大半を占めます。

よって、電力やガスを販売する会社や料金プランを変更しただけでは、毎月の料金に大きな差が出る家庭は少ないと考えております。

日本も少子高齢化や省エネ意識の高まりで、これまでのように電力やガスをたくさん消費しない家庭が増えていく中で、電力会社も割安な料金プランだけでは顧客の獲得は難しくなってきております。

来年の4月にはガスの小売りも自由化され、いよいよ電気とガスの小売り自由化が始まります。

弊社ではこれまで設備設計した約100万世帯の設計データーベースや、約120万世帯のアフターメンテナンスの顧客データーベースを活用し、お客様の住まいや暮らしに合った具体的な省エネ提案で、エネルギー全体の料金削減につながるサービスを展開していきますので、引き続き、ご支援のほど、よろしくお願いいたします。

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エネチェンジ物語・その6

エネチェンジオフィス (1)

電力比較サイトのエネチェンジは、英国などの電力自由化先進国の記事や電力会社の料金プランを紹介するなど、近くて遠い存在だった電力を身近なものにするために、できるだけ解りやすく情報発信するようサイトの編集にも注力してきました。

その結果、エネチェンジを利用されるユーザーも増加の一途をたどり、日本でも英国同様に電力自由化に電力比較サイトサービスは必須であるとの確信が持てたので、日本法人を設立し、いよいよ英国発、日本初の電力比較サイトを本格展開することにいたしました。

エネチェンジのモットーは、公平・中立の立場で、電気を利用する方々に最適な料金プランを提示することにあります。特定の電力会社の料金プランに偏った診断では、ユーザーの信頼を得ることはできませんので、診断品質の向上、幅広い料金プランへの適用、使い勝手の良さを常に意識してサイトのカスタマイズを日々行っております。

さて、日本法人の社名はサイトの名称と同じエネチェンジ株式会社に決めて、Cambridge Energy Data Lab , Ltd (Cam)の創業時のメンバーが株主、取締役となり、エネチェンジ株式会社を設立いたしました。

また、エネチェンジのオフィスは利便性を考え、業務提携関係にある株式会社エプコに隣接してオフィスを構え、電力小売の完全自由化が始まる1年前の2015年4月より、業務を開始することにいたしました。

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エネチェンジ物語・その5

エネチェンジ

英国に拠点を置きながら、日本のお客様向けに電気料金の比較サイトの準備を始めたのが2013年12月頃からです。

サイトの名称はエネルギーをチェンジするという意味を込めて「エネチェンジ」とし、サイトを利用していただく方々に覚えやすい名前にいたしました。(掲載はWEBサイト開発当時の画面イメージ)

この電気料金比較サイトを開発するうえで最大の特徴に据えたのは、WEBサイト上で簡単な質問に答えるだけで、その家庭に最適な電気料金プランを診断する機能でした。

この診断機能を搭載するために様々な電力データを解析し、アルゴリズムを開発してはバックテストを繰り返し、診断精度に影響を及ぼさないように入力項目を1つ1つ減らしていく作業が続けられました。

エネチェンジの電気料金比較サイトは、入力の簡素化と診断精度の向上を図りながら開発が進められました。

また、開発当時から意識していたのはバンドル販売(セット販売)への対応でした。英国では電気とガスのセット販売や電気・ガス・通信などのセット販売が一般的であり、料金プランも多岐に渡るので、日本の電力小売自由化時も英国と同じようにセット販売が主流になることは容易に想像ができました。

そうなると電気料金プラン単一の比較だけではサイトの利用価値が低いので、セット販売時のプラン比較もできるよう開発の準備を進め、サイトの名称も電気料金プランの比較サイトではなく、電力販売を行う会社を比較するためのサイトとして、電力比較サイトのエネチェンジとすることに決めてサービスを開始することにいたしました。

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