カテゴリー:エプコ | a route(みちすじ) - パート 37

電気自動車時代の到来-3

電気自動車が普及してきますと、電気自動車に自宅で電力を充電するのが一般的になると思います。一方で、電気料金は日中と深夜では電気料金の単価が異なりますし、季節によっても単価が変動いたします。

また、太陽光パネルが設置されている住宅では、太陽光の余剰電力を電力小売会社に売電した方がお得なのか、電気自動車に充電した方がお得なのかも考える必要があります。

そして2019年には、FIT(太陽光余剰電力の固定価格買取制度)が満了する住宅が顕在化してきますので、太陽光パネルが設置されていて、FITが満了したご家庭が電気自動車を購入して、太陽光の余剰電力を電気自動車に充電することも多くなってくると思います。

そんな時、弊社が開発したHEMSアプリの「 ぴぴパッ!」をダウンロードすれば、気象データも活用して、ご家庭の電力消費量と太陽光パネルの発電量を予測して、最も電気料金がお得になる時間帯に電気自動車へ充電することが可能になります。

もちろん、太陽光パネルが設置されていない住宅、電気自動車ではなく蓄電池を設置したいご家庭にも、「ぴぴパッ!」が効率的な電力利用をサポートいたします。

この「ぴぴパッ!」は弊社で特許を取得しており、既に約10,000世帯のご家庭で利用されております。

TEPCOホームテックが電気自動車向けの充電リフォームや蓄電池リフォームを受注する際に、「ぴぴパッ!」のサービスをセットで提供することで、他社との差異化を図ることができ、お客さまの省エネにも貢献できると考えております。

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電気自動車時代の到来-2

弊社の設計CADセンターがある中国広東省深圳市の路線バスは、既に270路線、14,603車両を電動バス化し、2018年までに全路線の電動バス化を目指しております。

深圳市の全路線で電動バス化が達成されると、深圳市では二酸化炭素の排出量は10万トン削減、汚染物質の排出量は6,000トン削減できると発表しております。

一方で、電動バスの全路線化にあたり、充電施設の不足が深刻化するため対策が急がれており、現在深圳市にある充電施設は140か所、充電スタンド2,677個ありますが、全路線で電動バス化を達成するには約2,000個の充電スタンドが不足する計算になります。

電気自動車の到来を受けて、日本でも公共交通機関であるバスやタクシーの電動化が進むことが予想されます。そうなりますと、充電施設の建設が必要になり、充電施設へ設置する太陽光パネルや充電スタンドの設置といった省エネ工事が増加していきます。

こういった商業ベースの充電施設の省エネ工事も、TEPCOホームテックの成長ドライバーになり得ると考えております。

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電気自動車時代の到来

先日、中国政府はガソリン車やディーゼル車の製造・販売を禁止する方針を発表いたしました。

中国における2016年の新車販売台数は約2,800万台で、2025年には電気自動車(EV)などの新エネルギー車の販売台数を700万台にする方針も発表いたしました。

これに先立ち、イギリスやフランス政府も2040年までにガソリン車、ディーゼル車の販売禁止を表明しております。

一方で、自動車メーカーの動向は、フォルクスワーゲンが2025年までに電気自動車を50車種投入すると発表し、2022年までにメルセデス・ベンツの全ての車種に電動化モデルを用意する方針も表明しております。

このような動きは電気自動車時代の到来を意味しており、近い将来、日本も電気自動車が一般化するものと思われます。

日本で電気自動車が普及してきますと、太陽光発電の余剰電力を電気自動車へ充電したり、深夜の安い電力を利用して電気自動車へ充電する住宅も増加してまいります。

TEPCOホームテックの事業戦略では、電気自動車への充電リフォームも成長ドライバーの1つと考えており、電気自動車の普及と連動しながら事業成長を図ってまいります。

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