エネチェンジ物語・その1

CEDL写真自由化の本質本日は、最近メディアで数多く取り上げられているエネチェンジ社についてお話しさせて頂きます。

エネチェンジ社は、ご家庭の電気の使い方に適した電気料金プランを検索し提案する、電力比較サイトを運営している会社で、2015年4月に日本法人として設立いたしました。

エネチェンジ社は日本法人ではありますが、実は、英国発の日本企業でありまして、エネチェンジ社の前身となる企業が英国ケンブリッジにあるCambridge Energy Data Lab, ltd.(以下、Camという)という会社になります。

このCamという企業は、電力のビックデーター解析や電力消費予測などに関するアルゴリズムの研究を主に行っており、私が2013年6月に私費で設立いたしました。

創業当時のCamのチームメンバーは総勢7人で、ケンブリッジ大学に所属する学生や卒業生、そして英国で電力ベンチャー企業を立ち上げようと高い志を持って日本から渡英した日本人エンジニア達であり、日・独・伊・仏の和洋混合の七人の侍で起業することになりました。

私がCamを設立した主な理由は、日本での電力小売自由化を見据え、電力自由化先進国の英国で既に事業化されている先端的なビジネスモデルを先んじて発掘することや、日本で今後急速に普及するスマートメータからの電力データを利活用するためのシステムの研究開発でした。

これから数回に分けてCamで七人の和洋侍の活躍ぶりと、エネチェンジ誕生までのお話しを数回に分けてお届けしていきますので、楽しみにして頂ければ幸いです。

カテゴリー:エプコ スマートエネルギー