賢者の選択 Leaders 、ぜひご覧ください。

エプコ①

賢者の選択

今回は先日収録が行われました賢者の選択・Leadersというテレビ番組に出演する思いについて、お話しさせていただきます。なお、この番組の放送日は下記になっておりますので、ぜひ、ご覧ください。*後日、番組HPでも視聴できるようです。

・12/28(日)18:00-18:55・・・BS12 TwellV
・12/29(月)22:00-22:55・・・サンテレビ
・1/4(日)12:00-12:55・・・日経CNBC

 メディアに出演させていただきますと、弊社の経営方針や事業内容などが わかりやすく多くの方々にお知らせすることができますので、PRやIR効果が高いと考えております。また、社員の人達も自分の会社が映像や紙面に掲載されることで誇りと自覚を再認識し、仕事に向かう姿勢にも良い影響を与えますので、社員満足度の向上にも役立つと思います。

私が社員の人達に経営内容や事業方針を伝える場として、経営計画発表会や全社員宛てに毎日、日記形式でメール配信しておりますが、それでも意思疎通するのは大変なことでありますが、このように映像などで客観的に会社の様子を見る場面があると意外に理解が深まるようで、組織の一体感を作り出すうえにおいても、良いことだと考えております。

弊社は2015年4月に設立25周年を迎えさせて頂きますので、今一度、創業時の原点に立ち返り、弊社の存在目的や成すべき事業を改めて見つめ直し、ベンチャー精神を忘れずに事業に邁進する決意を役職員全員で共有するための良い機会と思い、この度、番組に出演させて頂きました。

企業の目的は、社会問題を解決し、国民生活に貢献することだと考えておりますので、弊社は、世界の人々の住まい、暮らしを支えるインフラ企業を目指すことを経営の目的に掲げております。その為には、弊社が社会の一部になる必要がありますので、世界の住まいや暮らしにエプコ・インサイドを目標にしております。

弊社は住宅設備の工業化をコンセプトに1990年に設立されておりますが、これまで住宅の建築現場で行われていた水回りの配管工事を、プラモデルの発想で配管をキット化して、工事現場では配管パーツをプラモデルのように組み立てていくと水回りの配管工事が出来上がるシステムを、日本で初めて提供したのがエプコであり、現在の弊社の経営基盤となっております。

今、振り返って考えますと、建築業界が抱えていた社会問題を解決したからこそ、今日のエプコが存在していることに気が付かされます。建築現場で工事を行うと、どうしても施工品質にばらつきが出てしまい、高額な住宅を購入したのに水漏れや排水の流れが悪いなど、水回りのトラブルが散見されておりました。

 国民生活にとって日常に利用する水回りはトラブルが無いのが前提で、正に住まいのインフラです。建築業界が抱えていた社会問題を、水回り配管をプラモデルにするといった誰もが発想しなかった方法で解決する、この目的達成のためのイノベーションがあったからこそ、弊社は社会に受け入れられて、今では新築低層住宅の約14%にエプコのシステムがインサイドされております。

今日、世界及び日本の大きな社会問題はエネルギーです。2014年、エプコは社名をEnergy Plan Company のEPCOに変えました。これまでのエプコは、Equipment Plan Company(設備設計会社) のEPCOでした。社名を、エネルギーをプランニングするエプコに変えたことは、日本や世界が抱えるエネルギー問題を解決していくという企業としての意思の表れであり、コミットメントです。

我々エプコは、これまで培ってきた住宅・家庭分野でのノウハウや経営基盤を最大限活用し、まずは日本が抱える電力問題を、エプコ独自のスマートエネルギー技術やサービスで解決していきたいと考えております。

2016年には、電力小売りが完全自由化されます。これまで電力会社にしか認められていなかった家庭向けの電力販売が開放されます。人々の暮らしに係りのあるガス会社や携帯電話会社、各地の自治体などが独自の料金プランで家庭に電気を販売できる、電力の販売競争時代に入ります。

 しかし、電気は国民生活を支える大切なインフラですので、本来、競争するのは電気料金ではなく、電気とセットで提供するサービスだと考えております。エプコのスマートエネルギー技術で、スマートメーターやHEMSからの電力データを収集して、解析して、ソーシャルサービスや生活支援サービスに変換して提供するのが、我々エプコの使命の1つだと考えております。

弊社の経営目的である、世界の人々の住まい、暮らしを支えるインフラ企業を目指す は、始まったばかりであります。この先、25年、50年と永続的に追求していかなくては、そのようなインフラ企業にはなれません。長い道のりを地道に一歩一歩進んでいくエプコだからこそ、できる、なれると確信しております。

ここまでの25年間、一歩一歩成長させて頂いたのも、皆様のご支援の賜物と深く感謝を申し上げます。

これまでの25年間はロケットで言えば第1エンジンで、創業者のパワーを全開にして、ゼロから全力で上昇して参りました。これからの25年は、いよいよ第2エンジンを点火し、より多くの企業パートナーと連携し、日本、中国、アジア、世界で、エプコの目的である、世界の人々の住まい、暮らしを支えるインフラ企業になるために、エプコグループの役職員が一致団結して、目的達成のために尽力する所存でございますので、引き続き、ご指導のほど、よろしくお願い申し上げます。

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